フジマック、今期経常を10％上方修正

　フジマック <5965> [東証Ｓ] が11月11日大引け後(16:00)に決算を発表。22年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比83.1％増の11.2億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の12.5億円→13.7億円(前期は12億円)に9.6％上方修正し、増益率が3.6％増→13.6％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の3.8億円→5億円(前年同期は6.5億円)に31.6％増額し、減益率が42.3％減→24.1％減に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比3.8倍の2.5億円に急拡大し、売上営業損益率は前年同期の-0.1％→1.3％に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　(連結業績予想)個別業績予想の修正及び連結子会社の第３四半期連結累計期間の実績数値を勘案し、上記の通り修正いたします。(個別業績予想)半導体不足等による供給不足により売上高は減少を見込んでおります。しかしながら、売上原価の上昇に伴う利益率の低下を各種コストダウンにより抑え、収益の確保を進めたこと、為替差益が発生したこと等により営業利益、経常利益、当期純利益は増加を見込んでおります。（注）上記に記載した予想数値は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。実際の業績等は、今後の様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。