<6928> エノモト
四季報より 業種:電気機器。
【特色】半導体・LED用リードフレーム、コネクター用部品大手。微細加工の精密プレス金型に強み
【独自増額】主力のコネクターは車載向けが受注平常化で回復。好採算のスマホ向けも需要旺盛で数量想定超える。ウェアラブル向けも堅調維持。前号より営業増益幅拡大。繰延税金資産計上ない。連続増配。
【水 素】水素燃料電池用のセパレーターの開発加速、FCVや業務用非常電源等での活用念頭に製品化に全力。交通インフラ向けLED用リードフレームに拡大機運。
2021年10月29日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+21.6%の19.00億円、経常利益+21.7%の19.00億円と3期連続の増収・増益の見通し。
2018年2月2日の2080円を高値とする下降トレンド(A)の中で、2019年6月4日に700円の安値をつけて、12月24日に1539円まで反発したところで、コロナ相場に巻き込まれ急反落となって2020年3月13日に692円まで下げ2点底となって底打ちとなりました。ここから上昇トレンド(B)へ転換し、8月3日の930円を安値に急騰し、2021年4月9日に2380円の高値更新となりました。ここを年初来のピークに8月23日に1480円まで下げて反発し、9月28日の1986円、10月29日の2035円と2点天井をつけて反落となってもみあい上昇に転じています。
<4619> 日本特殊塗料
四季報より 業種:化学。
【特色】航空機塗料で創業。現在は自動車用防音(制振、吸・遮音)材が主力。米国、中国、タイで生産販売
【増益幅縮小】生産台数復調で自動車製品が伸長。塗料事業も大規模改修工事など順調。4期ぶり増益転換。ただ、原料価格上昇が想定以上、半導体不足の影響も間接的に響き前号比下振れ。持分益も縮小。増配。
【対 策】8月からの塗料製品値上げをアナウンス、原材料価格の急騰に対応。塗料の付加価値化進む中、屋外構築物向けなどの超撥水塗料に注力。武漢新工場操業開始。
2021年8月10日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+133.1%の20.00億円、経常利益+54.0%の37.00億円と4期ぶりの増収・増益の見通し。
2019年8月29日の978円を安値に大幅上昇となって、12月20日に1642円の高値をつけました。しかし、ここにきてコロナ相場の急落鏡面に巻き込まれ急落トレンド(A)となって、2020年4月6日に665円まで下げました。ここから7月28日に1044円まで反発し、8月11日に890円まで押し目を入れてもみあい、11月6日の915円を2点底にして、12月18日に1322円まで上昇しました。チャートの型としては、2020年8月11日の890円を安値とし、12月18日の1322円を高値とする三角保ち合い(B)を形成し、この中で12月18日の1322円を高値とし、2021年1月29日の1040円を安値とする下向きの先細三角形(C)となり、煮詰まって上放れか下放れをさぐるところとなっていましたが、本日12日(金)に965円まで下げて下放れとなりつつあります。
<7315> IJTT
四季報より 業種:輸送用機器。
【特色】いすゞ系部品3社が経営統合、19年春に1社へ合併。鋳・鍛造、機械加工、産業エンジン組み立て
【急回復】収益認識基準適用で売上目減り。柱の国内がトラック需要回復受け、鋳・鍛造部品の生産数量戻る。建機用産業エンジン組み立て受託旺盛。タイで販売好調ないすゞピックアップ向け部品急拡大も効く。スクラップ高はね返し営業益急反発。
【受注対応】いすゞ向け活況で、プロペラシャフトなど生産するタイ工場を建て替え増設へ。17億円投じて22年3月完成予定。
2021年11月9日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+471.7%の73.00億円、経常利益+429.2%の78.00億円と4期ぶりの増収・増益の見通し。
2016年2月12日の252円を安値とする中期上昇の中で、2018年2月1日に1127円の高値をつけ、ここをピークに下降トレンド(A)を形成しました。この中で2019年6月19日の484円、9月2日の477円と2点底をつけて反発し、12月25日に768円まで上昇したところで、コロナ相場に巻き込まれ急落となって2020年3月23日に374円で底打ちとなりました。ここからの上昇トレンド(B)の中で、2021年1月22日の450円を安値に上放れとなり、5月28日に800円と年初来高値をつけ調整入りとなって8月20日に563円まで下げて9月10日に663円まで反発し再下落となって2点底を確認中です。
<5951> ダイニチ工業
四季報より 業種:金属製品。
【特色】石油ファンヒーター大手。シェア首位の加湿器が第2の柱。国内生産にこだわり。利益下期偏重
【特需続く】感染症予防対策で今期も加湿器の特需が続き、業績押し上げる。交換用のフィルター等も需要増。石油ファンヒーター、セラミックヒーターは前年厳冬で流通在庫少なく、秋口からの出荷堅調。住宅用燃料電池の受託製造も増え、営業益高水準。
【加湿器】閑散期の4~7月の出荷金額が前年比3割増で過去最高に。前倒し生産で在庫積み上げ、本格需要期の冬場に備える。
2021年10月29日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+9.5%の22.00億円、経常利益+7.5%の22.00億円の増収・増益の見通し。
2018年3月7日の939円を高値とする下降トレンド(A)の中で、12月25日の598円、2019年8月27日の590円を2点底にして反発し、10月31日に708円まで上昇し、もみあって1月6日の720円を高値に、コロナ相場に巻き込まれ急落鏡面に連動して、2020年3月13日に496円まで下げて底打ちとなりました。ここから自律反発して3月27日に645円まで上昇し、4月6日に590円まで押し目を入れて上昇トレンド(B)へ移行しました。この上昇トレンド(B)の中で10月26日の706円の安値から大幅上昇となって11月24日に1025円の年初来高値をつけ、12月10日に815円まで下げて再上昇し、2021年1月12日に1019円まで上昇しダブル天井に近い2点天井となり、その後、調整入りとなって8月26日に729円で当面の底打ちとなっています。
<7731> ニコン
四季報より 業種:精密機器。
【特色】一眼レフカメラでキヤノンと双璧。半導体・液晶製造用露光装置で世界的。医療事業に注力
【黒字幅拡大】カメラは市場回復進み中・高価格帯軸に増勢想定超、販促費抑制も効く。精機はFPD向け上期伸長し下期反落補う。構造改革奏功。部材調達難なお過大視の会社上方修正計画より営業益増額。
【協 業】微細加工技術を生かし、シャープと生物模倣技術実装した家電等共同開発へ。自動運転向け等小型センサー手がける米エイバ社と計測機器分野で協業検討中。
2021年11月4日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+160.5%の340.00億円、経常利益+186.0%の390.00億円と3期ぶりの増収・増益の見通し。
2018年10月2日の2176円を高値とする下降トレンド(A)の中で、2019年8月7日に1280円の安値をつけて、11月12日に1587円まで反発したところで、コロナ相場に巻き込まれ急落となって3月13日に845円まで下げました。ほとんどの株は、この水準で底打ちとなりましたが、この株は5月28日に1089円まで自律反発したあと再下落となり、下降トレンド(A)の中で、短期の下降トレンド(B)を形成し、10月30日に625円で底打ちとなりました。ここから12月28日の632円で2点底となって、上昇トレンド(C)を形成し、この中で2021年9月10日に1360円と年初来高値更新となって押し目を形成中です。
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