併せて、通期の同利益を従来予想の25億円→21億円(前期は30.8億円)に16.0%下方修正し、減益率が19.0%減→31.9%減に拡大する見通しとなった。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の8.5億円→4.5億円(前年同期は15.2億円)に46.8%減額し、減益率が43.9%減→70.2%減に拡大する計算になる。
業績悪化に伴い、従来未定としていた期末一括配当は120円(前期は140円)実施する方針とした。
直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比55.0%減の4.1億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の22.4%→9.8%に急低下した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
売上高につきましては、コロナ禍における巣ごもり需要の落ち着きにより、住宅関連市場の需要が落ち込んでいることに加え、各国のインフレ対策により景気が減速しており、総じて販売が従来の予想を下回る見通しとなりました。 利益面では、原材料・エネルギー価格や物流コスト等の高騰が予想を上回る見込みとなり、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益ともに当初の予想を下回る見込みであります。これらの状況を踏まえ、通期連結業績予想を上記のとおり修正いたします。
当社は、2023年10月10日に設立110周年を迎えます。これもひとえに株主の皆様をはじめ、関係各位のご支援、ご協力の賜物と心より感謝申し上げます。 つきましては、株主の皆様の日頃のご支援に感謝の意を表するため、2023年3月期の期末配当金において、1株当たり20円の記念配当を実施することといたしました。 この結果、未定としておりました2023年3月期の期末配当金(予想)は、「連結配当性向30%以上とすることを利益配分の基本方針といたしますが、その時々の投資計画・資金調達・自己株式取得予定等を総合的に勘案し、配当額を決定いたします。」との配当方針に基づき、普通配当100円に、記念配当20円を加えて、1株当たり120円とする予定です。 なお、本件につきましては、2023年6月下旬開催予定の第170期定時株主総会に付議する予定であります。(注)上記の予想数値は、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。
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