1. 前中期経営計画の振り返り
前中期経営計画(2022~2024年度)は、目標だった売上高325億円を2年目で大幅に超過し、最終年度の2025年3月期には当初10年後の目標であった売上高400億円に迫る、39,931百万円となるなど、極めて順調に進捗した。
具体的には、学校分野で売上を大きく伸ばし業界シェアを拡大した。外食分野は大手チェーン店を中心に計画前比で売上高が約1.5倍に拡大し、中期経営計画以前にはほぼゼロであった中食・食品加工分野が20億円規模の売上高に成長するなど、主要ターゲットそれぞれで増収を達成した。進出の難易度が高い海外市場への進出も順調なスタートとなった。製品力も大きく向上し、「ハカレコ」などの省人化製品の提案、汎用洗浄機の6次産業※への転用を目指した新製品開発、生産効率の15%向上、クレーム数6割削減といった実績を上げた。人材育成とインフラ面では一部課題は残ったものの、多様な採用と働き方制度の導入、業務効率化を通じて構築した組織基盤が機能しはじめた。
※ 農業や水産業などの第一次産業が食品加工・流通販売も行う経営形態。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)
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