洋シヤタ、上期経常を73％上方修正、通期も増額、配当も3円増額

　東洋シヤッター <5936> が10月24日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。20年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の3億円→5.2億円(前年同期は1.6億円)に73.3％上方修正し、増益率が77.5％増→3.1倍に拡大する見通しとなった。
　上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の6億円→8億円(前期は13.8億円)に33.3％上方修正し、減益率が56.6％減→42.1％減に縮小する見通しとなった。

　同時に、期末一括配当を従来計画の15円→18円(前期は20円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2020年３月期第２四半期連結業績につきましては、既に受注していた大型案件が順調に売上高に寄与したこと、また個々の案件での採算改善に注力したこと等により、前回発表数値を売上高、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する四半期純利益において上回る見通しとなったことから、2019年５月10日公表の連結業績予想を修正いたします。また、2020年３月期通期連結業績予想につきましても、上半期における業績の上振れ及び、足もとの受注契約残高が一定の水準を維持できていること等から、売上高及び利益面の増加が見込まれることを勘案し、上記のとおり修正いたします。

　当社は、中長期的な企業価値の向上と株主の皆様への利益還元のバランスの最適化を経営の最重要課題の一つとしてとらえております。2020年３月期期末配当の1株当たりの配当予想につきましては、当社の通期業績予想数値が当初予想を上回ることから、普通配当15円を18円に修正いたします。