滝上工、前期経常を55％上方修正

　瀧上工業 <5918> [東証２] が5月9日大引け後(16:00)に業績修正を発表。19年3月期の連結経常利益を従来予想の4億円→6.2億円(前の期は11億円)に55.0％上方修正し、減益率が63.8％減→43.9％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1.4億円→3.6億円(前年同期は7.9億円)に2.6倍増額し、減益率が82.5％減→54.9％減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　（個別）　通期の売上高につきましては、新設橋梁・保全工事及び鉄骨工事における設計変更の獲得により、前回発表予想を上回る予定であります。　また、損益につきましては、売上高の増加に加えて、新設橋梁・保全工事の現場部門における原価低減により、工事損益が改善したことなどから、経常利益及び当期純利益は前回発表予想を上回る予定であります。（連結）　通期の連結業績につきましては、個別の業績修正による影響に加えて、子会社の業績も概ね予定通り推移したことにより、営業利益・経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益は、前回発表予想を上回る予定であります。（注）上記の業績見通しは、当社が現時点で合理的と判断する一定の前提に基づいており、実際の業績は見通しと異なる可能性があります。