決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】寄付 … 田岡化、エムケー精工、ブルボン (7月28日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の7月27日から28日の決算発表を経て29日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　田岡化 <4113>
　21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比2.5倍の7.9億円に急拡大し、4-9月期(上期)計画の14億円に対する進捗率は56.4％に達し、5年平均の39.2％も上回った。

★No.2　ブルボン <2208>
　21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比95.6％増の9.3億円に拡大し、4-9月期(上期)計画の5億円に対する進捗率が187.8％とすでに上回り、さらに5年平均の101.0％も超えた。

★No.4　エムケー精工 <5906>
　21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比24.7％増の3.2億円に伸びた。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<4113> 田岡化 　　　　東２ 　 +19.51 　　7/28　　　1Q　　　154.84
<2208> ブルボン 　　　東２　　 +8.84 　　7/28　　　1Q　　　 95.63
<7477> ムラキ 　　　　ＪＱ　　 +2.09 　　7/28　　　1Q　　　-96.55
<5906> エムケー精工 　ＪＱ　　 +1.88 　　7/28　　　1Q　　　 24.71

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした29日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。

株探ニュース