なお、通期の連結経常利益は従来予想の23億円(前期は29.1億円)を据え置いた。
同時に、今期の上期配当を従来計画の10円→14円(前年同期は8円)に大幅増額し、下期配当は従来計画の14円→10円に修正した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
2023年12月期第2四半期累計期間の連結業績予想につきましては、半導体などの原材料の供給不足が前年より改善されたことや、グローバルでの生産体制及び供給体制の強化に継続して取り組んだ結果、サプライチェーンが改善されことに加え、上期を通して自動車・産業機器用製品などの分野において顧客における需要が想定よりも堅調に推移したことで、売上高は前回発表予想を上回る見込みです。 利益面につきましても、売上高の増加に加え、積極的な原価低減活動及び販管費の抑制、サプライチェーンの改善による物流費の削減、銅価格高騰などによる材料コスト上昇への対応として、製品価格の改定に継続的に取り組んだ結果、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益で前回予想を上回る見込みです。 なお、2023年12月期の通期の業績予想数値につきましては、上期で受注残の解消が進んだことに加え、欧米での政策金利引き上げ、また各国では供給過多による顧客での在庫調整の動きも出てきており、景気の回復が大幅に遅れる懸念があります。これらの影響に加え、現時点の需要動向も踏まえた上で、売上高、各利益については前回発表予想を据え置いております。
当社は、株主各位に対する利益還元が企業として最重要課題の一つであることを常に認識し、財務体質と経営基盤の強化を図るとともに、株主各位に対し安定的な利益還元を行うことを基本としております。 2023年12月期の配当予想につきましては、業績予想の修正に合わせ、中間配当金14円、期末配当金10円とさせていただき、年間配当金の予想は1株当たり24円となります。※ 上記の予想は、現時点で入手可能な情報に基づき当社が判断した見通しであり、実際の業績等は、今後様々な要因により大きく異なる可能性があります。
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