「電気自動車関連」が7位にランク、トヨタの世界販売目標引き上げが刺激<注目テーマ>
1 メタバース
2 半導体
3 2021年のIPO
4 半導体製造装置
5 全固体電池
6 リチウムイオン電池
7 電気自動車関連
8 デジタルトランスフォーメーション
9 TOPIXコア30
10 人工知能
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「電気自動車関連」が7位となっている。
トヨタ自動車<7203.T>は14日、電気自動車(EV)の世界販売台数を2030年に年間350万台とする目標を発表した。5月の21年3月期決算説明会で示した目標では、EVと燃料電池車(FCV)をあわせて200万台としていたが大幅に上方修正された。
具体的には、30年までに30車種のEVを展開し、グローバルに乗用・商用各セグメントにおいてフルラインでEVを揃える計画。「レクサス」ブランドではすべてのカテゴリーでEVのフルラインアップを実現し、欧州、北米、中国でEV100%、グローバルで100万台の販売を目指すとした。
カーボンニュートラルの実現に向けて各国の自動車メーカーがEVシフトを加速させるなか、トヨタが本気度をアピールしたことで株式市場では関連銘柄への関心が再び高まっている。
この日は、15日に米国市場向け車載電池用銅箔の供給能力を増強するため米国子会社が所有する工場用地内に新工場を建設すると発表した日本電解<5759.T>をはじめ、リチウムイオン電池向け正極材を扱う田中化学研究所<4080.T>、リチウムイオン電池向けセパレーター(絶縁体)を手掛けるニッポン高度紙工業<3891.T>、EV用ギアボックスを手掛けるユニバンス<7254.T>などが買われている。
出所:MINKABU PRESS
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