「金」が16位にランク、ウクライナ情勢次第で再び騰勢を強める可能性も<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「金」が16位となっている。
金価格の動向が注目されている。ロシアによるウクライナ侵攻への警戒感から、実物資産の裏付けがあって相対的な安全資産とされる金の需要が増加。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限は14日に一時、1トロイオンス=1876.5ドルと中心限月として昨年11月以来の高値をつけた。
その後、ロシア国防省が15日にウクライナ国境付近に配置した軍隊の一部撤収を発表したことを受けて上げ一服となる場面もあったが、16日終値は前日比15.3ドル高の1871.5ドルと上昇した。北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長が「いまのところ緊張緩和の兆しはみられない」と発言し、ブリンケン米国務長官も「ロシア軍は増強を継続している」と述べるなど、米国や欧州諸国は警戒を緩めておらず、再び騰勢が強まる可能性がある。
こうしたことから、三菱マテリアル<5711.T>や住友金属鉱山<5713.T>に加え、貴金属リサイクルを手掛ける松田産業<7456.T>、商品先物大手の岡藤日産証券ホールディングス<8705.T>、小林洋行<8742.T>、第一商品<8746.T>など金関連の銘柄に関心が集まりやすくなっている。
出所:MINKABU PRESS
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