日亜鋼、非開示だった今期経常は8％減益、未定だった配当は10円実施

　日亜鋼業 <5658> [東証Ｓ] が9月21日後場(14:00)に業績・配当修正を発表。非開示だった23年3月期の業績予想は連結経常利益が前期比8.4％減の24億円に減る見通しと発表した。
　同時に、非開示だった23年3月期第2四半期累計(4-9月)の業績予想は連結経常利益が前年同期比28.2％減の9.2億円に減る見通しと発表した。

　また、従来未定としていた今期の上期配当を4円(前年同期は4円)実施するとし、従来未定としていた下期配当も6円実施する方針とした。年間配当は10円となる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　前回の決算発表時に未定としておりました2023年３月期の連結業績予想については、主副原料及びエネルギー等のコスト上昇を踏まえた販価改善や鋲螺線材製品の販売数量拡大、コスト低減対策等により、通期の連結経常利益は24億円となる見通しです。

　　当社は、株主の皆様への利益還元を経営の重要課題と位置づけ、各期の業績、配当性向及び株主資本の状況等を総合的に勘案しながら、安定的な配当を行うことを基本方針としております。　2023年３月期の中間配当並びに期末配当につきましては、業績見通し及び配当性向等を踏まえ、中間配当を４円と予定し、期末配当予想を６円といたします。