<5803> フジクラ
四季報より 業種:非鉄金属。
【特色】電線御三家の一角。独立系。フレキシブルプリント基板(FPC)で世界有数。不動産収益厚い
【復配も】情報通信は米欧のFTTHやデータセンター向けに高水準。FPCは選別受注で採算向上。自動車ハーネスが減産影響で赤字拡大でも営業増益。リストラ特損縮小。23年3月期は自動車ハーネスが改善。
【一 巡】FPCでタイ1工場閉鎖、自動車ハーネスの拠点統廃合などリストラは今期で一巡。来期以降は情報通信に資源投入、電子部品は車載や医療向け等新領域狙う。
2021年11月8日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+22.8%の300.00億円、経常利益+38.7%の255.00億円と2期連連続の増収・増益の見通し。
2018年1月23日の1184円をピークに3月26日に684円まで急落し、5月21日に853円まで自律反発したあと、下降トレンド(A)へ移行しました。この中で2019年6月3日の343円、8月15日の322円と2点底をつけて、10月31の512円、12月16日の496円と2点天井をつけたところで、コロナ相場に巻き込まれて急落し、2020年3月13日に245円で底打ちとなりました。ここからゆるやかに上昇しながらもみあい6月9日に351円の高値をつけて、10月30日に273円まで下げて2点底の形となり、上昇トレンド(B)へ移行しています。この上昇トレンド(B)の中で、2021年5月10日に598円まで上昇して、6月21日に451円まで押し目を入れ再上昇となって、9月16日に723円の年初来高値更新となりました。ここから調整入りとなり、12月20日に538円まで下げて2022年1月17日に630円まで反発してもみあいに入っています。
<6817> スミダコーポレーション
四季報より 業種:電気機器。
【特色】コイル専業。車載、通信用が主。ドル建て調達多く円安は減益要因。生産は海外各地。四半期配当
【連続増益】EV含む車載部品好調。原材料上昇、半導体不足による供給先の生産調整こなし増額修正。増配。22年12月期も車載、家電、産業用が堅調。原材料高止まりは製品価格へ転嫁。連続増益、増配続く。
【多様化】ベトナムの工場増築は22年1月稼働予定、電源トランスなどを増産。中国の電力不足は再生可能エネルギー、材料等の供給不足は調達先の多様化で対応方針。
2021年10月29日発表。2021年12月期本決算予想は、前期比で営業利益+93.8%の55.00億円、経常利益+185.7%の42.00億円と5期ぶりの増収・増益の見通し。
2019年4月19日の1748円を高値とする下降トレンド(A)の中で、8月29日に945円まで下げて12月9日に1408円まで反発するも、その後のコロナ相場につれ安して急落となり、2020年4月6日に533円で底打ちとなりました。その後8月4日の611円の2番底からの反発で下降トレンド(A)を上にぬけて12月11日に1169円まで上昇し、2021年3月5日に946円まで押し目を入れて、ゆるやかな上昇トレンド(B)を形成しています。この中で、3月18日に1204円まで上昇し、5月13日に952円まで下げて、短期の上昇トレンド(C)を形成しました。この上昇トレンド(C)の中で、8月2日に1520円の年初来高値更新となって調整入りとなり、10月5日に1132円まで下げて10月20日に1409円まで戻し、再下落となって12月1日に1088円まで下げてもみあっています。そして本日25日に984円まで下げて一段安となって1000円を割り込みました。
2021年8月2日の1520円をピークとするならば、6ヶ月の信用期日を待って出直るとすれば信用期日の2022年2月2日までは底値確認の可能性があります。
<5658> 日亜鋼業
四季報より 業種:鉄鋼。
【特色】線材の2次加工大手。付加価値が高い非市況型特殊線材製品に注力。直納多い。日本製鉄系
【好反発】特殊線材は自動車用と5G通信向け材料伸びる。建築用締結ボルトは需要タイトで数量、販価両面で恩恵。営業益反発。前期特益なく純益は微増。23年3月期は自動車用線材と建築用ボルト好調持続。
【針 金】土木、通信向けで輸入針金の高騰を要因にした国内メーカーへの切り替え需要を取り込み、定着化を図る。メッキ鋼線製造のタイ持分会社は今期黒字転換へ。
2021年11月11日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+27.5%の19.00億円、経常利益+19.7%の23.00億円の増収・増益の見通し。
2016年6月24日の201円を安値とする上昇トレンド(A)の中で、2018年1月30日の396円、2019年3月13日の406円と2点天井をつけて、8月28日に266円まで下げて、11月12日に374円まで上昇してもみあい、さらに一段の上昇となって1月28日に385円でピークとなり、その後、コロナ相場に突入し、ここから急落となって3月13日に206円で底打ちし、3月24日に293円まで自律反発しました。ここから4月6日に226円まで下げて上昇トレンド(B)へ移行し、この中で2021年3月17日に334円の戻り高値をつけました。そして8月24日に286円まで下げて9月16日に325円まで反発し、12月1日に261円まで下げてもみあって反発しかかっています。
<5957> 日東精工
四季報より 業種:金属製品。
【特色】工業用ネジの大手。ネジ締め機などの産機、計測制御機器にも展開。自動車向けで海外強化
【快 走】自動車向けネジが絶好調。営業益独自増額。会社計画慎重。大幅増配。22年12月期も自動車向けネジ快走。好採算の産機の大口スポット剥落補い地盤調査機、流量計も堅調。原料高こなし営業増益。
【新製品】小物部品専用の自動検査選別装置に製品が傷つきにくいロボットアームタイプ投入。医療用高純度マグネシウム材料は早期の製品化に向け量産体制構築着手。
2021年11月10日発表。2021年12月期本決算予想は、前期比で営業利益+145.6%の32.00億円、経常利益+132.7%の33.00億円と3期ふりの増収・増益の見通し。
2018年4月24日の832円を高値とする下降トレンド(A)の中で、2019年1月11日の453円、8月13日の481円を2点底にして反発し、11月29日に676円の高値をつけ、ここをピークにコロナ相場に巻き込まれ急落となって2020年3月13日に345円で底打ちとなりました。その後3月30日に543円まで自律反発となり、7月3日に402円まで下げて400~500円のボックス相場入りとなりました。この中で2021年1月4日の440円を安値にボックス相場の上放れとなり、2月24日に762円の長い上ヒゲを出して、5月13日に516円まで下げ、9月16日に721円の戻り高値となりました。ここから調整入りとなって落ち着きどころを探しています。戻り高値からの信用期日が3月16日になりますので、その間に買いチャンスがくると思われます。
※2020年の安値3月13日の345円から2021年9月16日の721円の高値までの上昇幅の1/2押しが533円ですので500円水準まで下げてれば買い有利といえます。
<7987> ナカバヤシ
四季報より 業種:その他製品。
【特色】アルバム、図書館製本の最大手。商業印刷、文房具販売も。業績は下期偏重。農業にも進出
【減 額】BPOは法人の販促活動が回復。だが、事務用品は好採算の感染対策用品やリモートワーク関連品が一巡。原材料価格上昇も響く。一転、営業減益。23年3月期は資料電子化業務が伸び、営業益戻す。
【完全子会社化】子会社国際チャートを22年3月に完全子会社化。親子上場解消。意思決定迅速化や新製品開発に弾み。『ねんきん定期便』で独禁法関連特損21年度計上。
2021年11月10日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+3.9%の26.50億円、経常利益2.5%の31.00億円と3期連続の増収・増益の見通し。
2016年11月9日の448円(併合前224円)を安値に2017年12月29日に765円まで上昇し、押し目を入れて2018年6月15日の744円を戻り天井にして再下落となり、2018年12月25日の478円、5月14日の473円と2点底をつけて反発となり、2月10日に644円を高値をつけたあと、コロナ相場に巻き込まれて急落となり、3月17日に429円で底打ちとなりました。ここから短期の上昇トレンド(A)を形成し、9月28日に700円の当面の高値をつけ、11月4日に590円まで押し目を入れて反発し、2021年3月19日に675円まで戻して下値模索となり、12月1日に480円まで下げて戻りを試す動きとなっています。
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