日亜鋼、非開示だった今期経常は31％減益へ

　日亜鋼業 <5658> が11月11日後場(14:00)に決算を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比36.3％減の5.5億円に落ち込んだ。
　併せて、非開示だった通期の業績予想は連結経常利益が前期比31.1％減の14億円に落ち込む見通しを示した。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比27.3％減の8.4億円に減る計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比65.6％減の1.3億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の4.8％→1.5％に大幅悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　前回の決算発表時に未定としておりました2021年3月期の連結業績予想については、自動車向け及び建築向けの一定の需要回復に加え、土木向けや電力通信向け等の販売強化並びにコスト改善諸施策の一層の推進を織り込み、今般上記の予想値を得ましたのでお知らせいたします。　なお、予想数値は、現時点において入手可能な情報に基づき策定したものであり、実際の業績は、新型コロナウイルス感染症の経済への影響や需要業界の活動水準の動向などの様々な要因により、予想数値と異なる場合があり得ることをご承知置きください。