<動意株・18日>(大引け)=くすりの窓口、ジェネパ、yutoriなど
ジェネレーションパス<3195.T>=後場急伸。同社はきょう正午ごろ、内閣府のエビデンス(客観的根拠)システム「e-CSTI」の24年度システム保守業務を受託したと発表。これが材料視されているようだ。このシステムは、エビデンスに基づいた政策立案や法人運営を推進するためのデータを分析・共有するもの。同社はこのシステムの構築及び性能調査を実施するにあたり、グループのビッグデータを活用したECサポート事業でのノウハウを取り入れてきた経緯がある。
yutori<5892.T>=急反発。17日、同社が展開するシティ系ブランド「Broken Base」が、東京で今年度初となる新作POPUPイベントと展示会を開催すると発表した。ZOZO<3092.T>の衣料通販サイト「ZOZOTOWN」で即完売となったアイテムの新作もラインアップに加えるという。新作POPUPイベントと展示会は20~21日に開催。23日よりオンラインで販売する。月次売上高が高い伸びを続けているyutoriに対しては、収益拡大の期待を一段と高める方向に作用したようだ。
日本航空<9201.T>=4日ぶりに反発。全般軟調相場の間隙を縫って75日移動平均線を上に抜けてきた。ANAホールディングス<9202.T>も足もと買いが優勢。前日発表された3月の訪日外国人客数は308万1600人と単月で初の300万人超えとなり過去最高を更新しており、旅客数の増加が見込まれる空運セクターは追い風が意識されている。一方、原油市況高騰は燃油コストの上昇につながり、円安進行に伴う影響も考慮され一段の上値を買う動きには慎重なムードも漂う。
住信SBIネット銀行<7163.T>=急反発で上場来高値更新。17日、ローン金利の改定を発表した。短期プライムレートについて、これまでの年1.675%から年1.775%に引き上げる。同レートは変動型住宅ローンの基準とされており、収益面でのプラス効果を期待した買いが入ったようだ。改定日は5月1日。住信SBI銀は個人向けの円定期預金金利の改定も発表した。1カ月物は年0.03%で据え置く一方、2カ月物、3カ月物、6カ月物は年0.03%から年0.05%に、1年物と2年物は年0.03%から年0.10%に、5年物は年0.30%から年0.40%に引き上げた。
HPCシステムズ<6597.T>=4日ぶり大幅反発。17日の取引終了後、従来のファン冷却方式よりも冷却効率を向上させた「水冷式HPC-AIシリーズ」(仮称)を開発したと発表。これが材料視されている。CPU(中央演算処理装置)やGPU(画像処理半導体)などの高性能化に伴う高熱源化に対応し、高集積化された小型のスーパーコンピューターを一般的なオフィス・研究室でも運用可能なものにするという。5月下旬に発売する。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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