わたしの知る真面目な若手証券マンでマーケットに詳しいひとがいる。
会う時があれば、ときどき基本的なことを教えてくれたりする。

少し前の話

「優良顧客にすすめている銘柄は何ですか？」と聞くと

「大平洋金属ですね～」と答えが返ってきた。
「個人的な考えですけど、僕この銘柄好きなんですよ～」
（いろいろ見たり聞いたり調べたりされたらしい）

「いい会社だと思いますよ～」(・。・)
「これから将来、おそらく大変なことが起きると思いますが
この会社は生き残る会社だと思っているんです。」

と言っていた。

2014年3月期　中間決算説明会資料に目を通しました。

もともと貴金属投資については、少し知識があるので
内容はある程度理解できた。

財務内容はとても良いですね。

LMEニッケル価格相場の価格上昇→増益要因
LMEニッケル価格相場の価格下降→減益要因

円安→増益要因
円高→減益要因

になる。

また

参入障壁の高いニッケル業界

の理由として

「高度な製錬技術と従業員の熟練度およびノウハウが必要」

「原料調達先および販売先との強い信頼関係が重要」

「ロータリーキルン、電気炉はもとよりその他付帯設備、環境規制に対する
設備などの投資は多額」

この3つをあげています。
競争が激しくないことも投資魅力のひとつになると思う。

先日、日中の株式ニュースをよく見ているご年配の投資家に聞くと
株式ニュースでもこの銘柄の話はときどき出るので

「（大平洋金属は）知ってるよ～」

と言っていた。

「（大平洋金属の）株は持っていらっしゃるのですか？」

と聞くと

「持っていない」と言っていた。

その方は、テレビに登場する専門家の推奨する
商社株と証券株に興味を持っているらしい。

・・・

過去買い予想していた住友金属鉱山と同じく
以前から注目している銘柄なので
買い予想してみます。