DX推進事業は、売上高17.37億円(前年同期比3.8%増)、営業損失0.83億円(前年同期は営業損失0.47億円)となった。顔認証IDプラットフォーム(FreeiD)では新機能の開発やマンションを中心とした案件開拓営業などを行い、また、デジタルインテグレーションでは優秀な人材採用を行うなど、引き続き当社グループの成長の柱として投資を行う予定である。そのため、当連結会計年度も先行投資フェーズが継続し、費用が多く計上されることが想定されるが、M&Aと人材採用による事業の加速的成長という基本方針を維持し、事業活動を推進する。本方針のもと、当中間連結会計期間においては、2025年5月に約20名のエンジニアを擁する会社を、2025年9月に約30名のエンジニアを擁する会社をそれぞれ買収し、また、2025年4月には約20名の新卒入社を行うなど、積極的な活動を継続している。
DX不動産事業は、売上高279.79億円(前年同期比1.4%減)、営業利益27.55億円(前年同期比12.7%増)となった。当中間連結会計期間末におけるDX不動産会員数及び当中間連結会計期間における商品別の提供数は以下のとおりである。DX不動産会員数187,802人、新築マンションブランド「クレイシア」シリーズ等293戸、中古マンション421戸、新築コンパクトマンションブランド「ヴァースクレイシア」シリーズ等57戸、都市型アパートブランド「ソルナクレイシア」シリーズ4棟。管理戸数も継続して拡大し、賃貸管理戸数6,892戸、建物管理戸数5,801戸となった。
2026年3月期通期の連結業績予想については、同日、業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比16.0%増の600.00億円、営業利益が同6.9%増(前回予想比3.6%増)の29.00億円、経常利益が同2.3%増(同0.9%増)の21.70億円、親会社株主に帰属する当期純利益が5.1%減(同1.5%増)の13.20億円としている。
また、同日、2026年3月期の期末配当金を前回予想から0.50円増配の5.50円とすることを発表した。
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