同社が主力事業とする不動産賃貸業界においては、平均空室率の改善に見られるとおりオフィス需要全体が堅調に推移している。特に同社が強みを持つ渋谷エリアでは、スタートアップ企業の活発な需要を背景に、同社運営の既存物件は高稼働率を維持し、リーシング状況も良好となっている。また、建築費高騰や金利上昇を受け、ビルオーナーによる既存ビル活用のニーズが高まっており、築古ビルの再生に強みを持つ同社にとっては引き続き有利な事業環境となっている。
こうした追い風を受け、同社は既存運営物件の高稼働率を維持し、安定的なストック型収入の積み上げを継続するとともに、販売用不動産「OMB MEGURO NAKACHO」の売却決済完了により、当期に予定していた販売物件2件の売却がすべて完了し、フロー型収入も順調に推移した。仕入活動についても、第2四半期にマスターリース中の2物件の取得により保有物件数が増加したほか、新規マスターリース物件1件を獲得している。これにより、当中間会計期間においては、積極的な先行投資を実施しつつ過去最高の売上高及び営業利益の計上を達成している。下期においてもストック型収入の順調な積み上げが見込まれることから、通期の業績達成確度はより高まり、来期以降に収益貢献する物件仕入に注力するとしている。
2025年9月期通期の業績予想については、売上高は前期比19.5%増の95.00億円、営業利益は同30.4%増の10.00億円、経常利益は同31.0%増の8.25億円、当期純利益は同49.9%増の5.70億円とする期初計画を据え置いている。
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