併せて、通期の同利益を従来予想の3億円→5.5億円(前期は7.2億円)に83.3%上方修正し、減益率が58.6%減→24.1%減に縮小する見通しとなった。
会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比84.6%減の1億円に大きく落ち込む計算になる。
直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比59.5%増の2.6億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の1.5%→3.2%に改善した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
当連結会計年度の連結業績予想につきましては、収束時期がなかなか見通し難い新型コロナウイルス感染症による影響等も見込み、売上高は26,000百万円と前回公表した水準で推移する見通しです。 一方、新型コロナウイルスに加え、木材不足に起因するウッドショック等、取り巻く厳しい環境下でトップラインが伸び悩むとの想定のもと、前年度から継続して推進中の経費全般にわたる削減対策を一層徹底して取り組み、経営レベルにおける推捗管理を強化した結果、今年度に入り更に削減効果が見込めることになりました。また当社グループには、廃石こうボードをリサイクルのうえ原料として再利用を可能とする技術を持つ(株)トクヤマ・チヨダジプサム(持分法適用会社)を保有しており、コモディティ価格の高騰に伴う諸原材料のコスト増加が見込まれる中、リサイクル石こうの使用増加をはじめとする製造原価の抑制に努めること等から、収益項目全体で前回発表の予想を上回る見込みとなりました。(注) 本資料に記載されている業績予想等の将来に関する記述は、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は今後の様々な要因により異なる結果となる可能性があります。
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