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※2024年1月31日19時に執筆
皆様、おはこんばんちは。「押し目待ちに押し目なし」…そんな相場が続きますね。1月はアノマリー通りの「1月効果」の強さでしたが、2月は株価が目先の天井をつけるという「節分天井」となるのでしょうか。今回はちょっぴり真面目に2月のわたしの戦略と注目株について語ろうかと…あ、さなさえです。
さて、夕刊フジ主催・株1GPグランドチャンピオン大会・準優勝(21年度)のアラフォー女性投資家が綴る当記事の連載も、2年目突入…はや55回目。今回も表題のコラムと共に、最近の注目株をご紹介していきます。
<2月の相場はどうなる?決算プレーが鍵!>
節分を迎えて名実ともに新たな相場に…とも思うのですが、やっぱり日米株の強さはすごそうです。先週の1月25日の米株式市場の時間外取引で、第1四半期売上高の見通しが予想を下回った事によって急落した米インテル株によって、26日の日本市場は半導体関連を中心に売り込まれましたね。その際には5日移動平均線を割り込み、「お、やっと調整時期がきたかな」と思ったのですが…すぐに切り返して再び値を同線上に戻してきました(※1月31日終値現在)。
しかも、この米インテルの急落に負けずに半導体関連株が買い戻されていた事を見ると、このテーマは生成AI市場の拡大への思惑から、超がつくほど強力だとわかります。わたしが当コラムでこれまでご紹介してきた株もしっかり買われていたので、心の中でちょっとだけ「ドヤ」でした(笑)。ちなみに今月、わたしのブログで注目株としてピックアップしたものも「半導体の三連星」と呼んでいます(笑)。
というわけで、わたしの2月度の戦略としてはやはりAI(人工知能)、半導体へのチェックは継続です。それに加えて決算期が本格化してくる時期でもある事から、決算を通過した個別株物色が強まる事が予想されます。特にサプライズのあった株を中心にポートフォリオを組んでいく予定ではありますが、例えば春節を迎える中国・インバウンドで思惑のある株や好業績なPBR1倍割れの株などは昨年から続き、監視の眼を強めていきたいと考えています。逆に、これまで人気化していたグロース株や直近IPOなどの個人の関与率の高いものは、前述した決算プレーによる資金移動によって急落の恐れもある為、要注意としていくつもりです。
<ではさなさえはどんな株を狙う?>
ではどんな株を狙うか…となれば、やっぱり半導体関連からは海外投資家からも人気のレーザーテック<6920>、業績好調な日本マイクロニクス<6871>、逆に業績はこれまで良くなくても、期待先行なTOWA<6315>は、7日の決算を見極めたいところです。さらに小型株からは、1月29日に上方修正と増配を発表していた急騰した三社電機製作所<6882>、秘めた半導体製造装置関連であり、PERでは割安感のあるアバールデータ<6918>、セキュリティ対策ソフト以外にも半導体の回路設計において実績を持つソリトンシステムズ<3040>はチェック中です。
インバウンド関連ではビックカメラ<3048>、ヤマダHD<9831>などの家電系、三越伊勢丹HD<3099>、Jフロント<3086>、高島屋<8233>やエイチ・ツー・オー リテイリング<8242>などの百貨店系なども注目されそうですね。また、海外でも人気の日本のアニメ・マンガ関連からは、1月29日の上方修正で再び買われてきた東映アニメーション<4816>、人気アニメ「SPY×FAMILY(スパイファミリー)」で話題のIGポート<3791>はチャートからしても面白味があるかな、と。
さらにテーマで言えば再生可能エネルギー関連も実は最近強いですね。レノバ<9519>、リニューアブルジャパン<9522>、SDSホールディングス<1711>あたりは堅調な人気があるようです。PBR1倍割れの株としては、耐火物で海外展開に期待がかかるTYK<5363>、昨年11月末にインドネシア通勤鉄道向け新造車両用電機品を受注した事を発表した東洋電機製造<6505>、30日の決算で上方修正と増配を発表した東洋シャッターは、これからに期待したいと見ています。
はい、今回は以上です。
ここ最近のわたしのブログでは、上記でご紹介した株以外にも「さなさえのひとり株1GP」として月毎の『注目3銘柄』をピックアップして、毎週末にその値幅を計測しています。もちろん株以外のネタも多種多様…怖いもの見たさでもお気軽にどうぞ (笑)。ではでは。Have a nice trade.
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執筆者名:さなさえ
ブログ名:『さなさえの麗しき投資ライフ』
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