24年11月期第1四半期の公開コンテンツ数は4,259万件(前年同期比31.5%増)、累計会員登録者数は777万人(前年同期比24.8%増)、累計ユニーククリエイター数は133万人(前年同期比18.8%増)と順調に伸びている。また、流通総額(GMV)は41.9億円、⽉間購読者は50 万⼈を突破し、ARPPU(購読者一人当たりの平均月間購入額)も2,700円台後半まで成長している。noteポイントの導入がARPPUの上昇を後押ししたようだ。そのほか、「note pro」は第1四半期時点で有料契約数は723社となっており、料金改定後の契約割合の増加によってARPPUは5.7万円台までに伸びている。
2024年12月期第1四半期は売上高が804百万円、営業損益が7百万円の赤字で着地した。売上高成長に加え、前期からの継続的なコストマネジメント強化の取り組みにより、赤字幅は継続して縮小しており、2024年1月の営業損益は単月黒字化を実現したようだ。通期の売上高は3,350百万円(前年同期比20.6%増)、営業損益は80百万円の赤字と前期比で赤字幅を大幅に縮小する見通し。
同社の業績は、トップラインが伸びる中、営業損益に関しても赤字幅を縮小して遠くない先に通期業績の黒字転換も想定しやすい。「note」はこれといった競合が少なく、著名人も多く利用し知名度が高いサービスで、今後も底堅い成長が見込まれる。また、同社はAI(人工知能)の子会社を設立しており、noteに蓄積されている大量のデータを今後ビジネスに展開していく可能性もある。生成AIとの相性も良く、企業向けに新規事業として新たなサービス構築の経過については注視しておきたい。今後の売上高成長率は20〜30%成長を想定しており、粗利率が高いビジネスモデルとなるため、トップラインが継続して伸びれば利益ベースの成長も期待できそうだ。
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