セメダインは続伸、電機・電子部品市場向け接着剤の売上増加を見込む

　セメダイン<4999.T>は、全般軟調地合いのなかで続伸となっている。６月１４日に直近高値の１０１９円をつけて以降調整場面となっていたが、ここにきて７５日移動平均線を下値支持線として、反転上昇の兆しが出はじめてきた。ＰＥＲは１４倍台と割安水準にある。

　同社は５月１１日、１９年３月期通期の連結業績予想を発表した。売上高は２９０億円（前期比３．９％増）、経常利益は１４億円（同３３．６％増）、最終利益は１０億円（同４９．９％増）を見込んでいる。

　スマートフォン製造用など、電機・電子部品市場向け接着剤の売上増加が見込めるのに加え、国内のサイディングメーカーや住宅設備メーカー向けの建築用接着剤・シーリング材も底堅い推移が予想される。

出所：minkabuPRESS