北興化、前期経常を一転14％増益に上方修正・最高益更新へ

　北興化学工業 <4992> が12月28日大引け後(15:00)に業績修正を発表。18年11月期の連結経常利益を従来予想の31億円→40.5億円(前の期は35.4億円)に30.6％上方修正し、一転して14.4％増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した6-11月期(下期)の連結経常利益も従来予想の0.3億円→9.8億円(前年同期は1.5億円)に29倍増額し、一転して6.2倍増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　売上高は、主に農薬事業における国内販売の減少などにより、予想を下回る見込みです。　利益面では、営業利益は、農薬事業における販売減少の影響などがあったものの、ファインケミカル事業における販売面での高利益品目へのシフトや製造原価の低減、全般的な販売費及び一般管理費の節減などにより、予想を上回る見込みです。経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益については、海外企業からの受取配当金もあり、予想を大幅に上回る見込みです。※上記の予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。