東洋ドライ、前期経常を26％上方修正

　東洋ドライルーブ <4976> [ＪＱ] が7月30日大引け後(16:15)に業績修正を発表。21年6月期の連結経常利益を従来予想の5億8200万円→7億3300万円(前の期は3億4300万円)に25.9％上方修正し、増益率が69.7％増→2.1倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した1-6月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2億9800万円→4億4900万円(前年同期は8900万円)に50.7％増額し、増益率が3.3倍→5.0倍に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　売上高につきましては、当連結会計年度を通じて国内外で新型コロナウイルス感染症の影響を受けましたが、主要販売先である自動車機器業界向けの回復により堅調に推移し、前期実績比・業績予想値比ともに増収となりました。営業利益につきましては、売上高の増加と製造費用の減少を一因として業績予想値比増益、そして経常利益につきましては、この期間の持分法による投資利益などを計上加算しており業績予想値比増益となりました。経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、本日別途公表する持分法による投資利益と固定資産評価損を含んでおります。　これらの経緯から、連結業績予想値を上記のとおり修正することといたしました。（注）上記業績予想は、現時点での連結決算集約数値に基づくものです。今後の決算処理最終精査過程において、実　　　際の業績が記載の予想数値と異なる可能性があります。