ヤスハラケミ、今期最終を36％上方修正

　ヤスハラケミカル <4957> [東証Ｓ] が11月18日大引け後(16:00)に業績修正を発表。23年3月期の最終利益(非連結)を従来予想の4億7700万円→6億4700万円(前期は7億5700万円)に35.6％上方修正し、減益率が37.0％減→14.5％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の最終損益も従来予想の4500万円の赤字→1億2500万円の黒字(前年同期は4億2100万円の黒字)に増額し、一転して黒字に浮上する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当社が保有する一部の固定資産の使用について検討してまいりましたが、今後の使用見込みがないことから経営資源の有効活用により資産効率の向上を図ることを目的として譲渡することといたしました。当該固定資産譲渡により発生する特別利益を、譲渡日の属する2023年３月期第３四半期会計期間において、固定資産売却益として244百万円を計上する予定です。これに伴い、2022年10月28日に公表しました2023 年３月期の通期業績予想を修正いたします。※上記の業績予想は本資料発表日現在において、当社が入手している情報及び合理的であると判断する一定の条件に基づいており、実際の業績等は様々な要因により異なる可能性があります。