―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の12月14日から15日の決算発表を経て18日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 ギフトHD <9279>
23年10月期の連結経常利益は前の期比0.7%減の24.2億円になったが、従来予想の20.8億円を上回って着地。
★No.2 HIS <9603>
23年10月期の連結経常損益は14.4億円の黒字(前の期は490億円の赤字)に浮上し、24年10月期の同利益は前期比5.0倍の72億円に急拡大する見通しとなった。
★No.3 リンクユー <4446>
24年7月期第1四半期(8-10月)の連結経常利益は前年同期比40.5%増の1.1億円に拡大し、通期計画の3.3億円に対する進捗率は35.4%に達したものの、4年平均の52.6%を下回った。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<9279> ギフトHD 東P +12.21 12/15 本決算 13.04
<9603> HIS 東P +9.52 12/15 本決算 397.93
<4446> リンクユー 東P +8.03 12/15 1Q 40.48
<3415> T-BASE 東P +7.41 12/15 3Q 394.07
<7605> フジコーポ 東P +3.51 12/15 本決算 1.39
<4936> アクシージア 東P +0.64 12/15 1Q -19.79
<3038> 神戸物産 東P +0.19 12/15 本決算 10.11
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした18日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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