資生堂、コーセーなど化粧品関連株が売られる、足もと訪日客数低迷でインバウンド逆風◇

　資生堂<4911.T>が売りに押される展開となっているほか、コーセー<4922.T>は一時９００円を超える下落、ファンケル<4921.T>、ポーラ・オルビスホールディングス<4927.T>なども下値を探る動きが続くなど化粧品関連株の下げが目立つ。きょう発表の９月の訪日外客数は５年８カ月ぶりに前年同月比で減少が見込まれており、これに先立つ形でインバウンド関連の象徴株である化粧品関連銘柄に売りがかさんでいる。もっとも、９月の訪日客が低迷したのは自然災害の影響によるもので、発表後は出尽くし感から買いが優勢に転じる可能性も指摘される。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：minkabuPRESS