ＤＲ．シーラボの第１四半期は２６％営業減益、広告出稿積極化が利益を圧迫

　ドクターシーラボ<4924.T>がこの日の取引終了後、第１四半期（８～１０月）連結決算を発表、売上高７５億８３００万円（前年同期比５．７％増）、営業利益８億６０００万円（同２６．３％減）、純利益５億７５００万円（同１９．４％減）と大幅減益となった。新規顧客に対して、定期配送の利用を促進することで継続購入の向上を図る施策に注力した結果、通信販売の売上高が増えたほか、ジェノマーブランドの既存商品のリニューアルや新商品の発売で百貨店販路のテコ入れを行ったことで店舗販売も伸長し、これらが全体の売上高を牽引したが、マス広告の出稿を積極的に行ったことで販管費が膨らみ、利益を圧迫した。
　なお、１５年７月期通期業績予想は売上高３９３億円（前期比９．４％増）、営業利益８５億円（同１３．２％増）、最終利益５４億円（同１７．７％増）の従来予想を据え置いている。


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）