あすか薬ＨＤ、今期最終を一転黒字に上方修正

　あすか製薬ホールディングス <4886> が12月20日大引け後(15:00)に業績修正を発表。22年3月期の連結最終損益を従来予想の26億円の赤字→30億円の黒字(前期は27.1億円の黒字)に上方修正し、一転して黒字に浮上し、10.6％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の1.9億円→57.9億円(前年同期は11.6億円)に30倍増額し、一転して5.0倍増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上高、営業利益および経常利益は、主力である医療用医薬品事業、動物用医薬品事業を中心に堅調に推移しておりますことからおおむね前回公表と同水準となる見込みです。親会社株主に帰属する当期純利益については、本日公表いたしました「特別利益（固定資産売却益）の計上および特別損失（投資有価証券評価損）の計上に関するお知らせ」に記載のとおり、固定資産売却益9,425百万円および投資有価証券評価損1,151百万円を2022年3月期第3四半期に計上予定であることから、前回公表した△2,600百万円から3,000百万円に予想を修正いたします。（注）上記の予想につきましては、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、様々な不確定要素が内在しておりますので、実際の業績はこれらの予想数値とは異なる場合があります。