抗体誘導ペプチドプロジェクトにおける抗体誘導ペプチド「FPP004X」(標的タンパク質:IgE)について、FPP004Xは、標的タンパク質IgEに対する抗体誘導ペプチドの開発化合物である。IgE(Immunoglobulin E)は、体内に入った異物を排除する働きを持つ抗体の一種で、花粉等の原因物質(アレルゲン)に結合するとアレルギー反応を引き起こす。FPP004Xは、免疫細胞に抗IgE抗体を一定期間産生させることから、アレルギーに対する持続的な効果が期待される。同社グループは、FPP004Xの第I相臨床試験の治験計画届を2025年2月に独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)に提出して試験を開始している。抗体誘導ペプチド「FPP003」(標的タンパク質:IL-17A)について、FPP003は、標的タンパク質IL-17Aに対する抗体誘導ペプチドの開発化合物である。同社グループは、2019年4月からFPP003の尋常性乾癬を対象疾患とする第I/IIa相臨床試験をオーストラリアで実施した。本試験の結果として、同社グループの抗体誘導ペプチドが慢性疾患の標的タンパク質である「自己タンパク質」(IL-17A)に対して抗体誘導することをヒトで初めて示した。また、強直性脊椎炎を対象とする開発は、医師主導治験による第IIa相臨床試験の段階にある。
機能性ペプチド「SR-0379」について、SR-0379は皮膚潰瘍を対象疾患とする開発化合物である。同社グループは、2021年6月から皮膚潰瘍患者を対象とする第III相臨床試験(SR0379-JP-SU-01試験、以下、01試験)を実施した。同社グループは、01試験で効果がみられた皮膚潰瘍患者を対象に、有効性の再現性を確認するための追加の第III相臨床試験(SR0379-JP-SU-02試験、以下、02試験)の治験計画届を2024年12月にPMDAに提出して02試験を開始している。
2025年12月期通期について、同社グループの事業収益は新規提携候補先等との交渉状況等に依存しており、その不確実性を考慮すると現時点では合理的に算定することが困難なため、業績予想は記載していない。
<AK>
この銘柄の最新ニュース
ファンペップのニュース一覧- [PTS]デイタイムセッション終了 15時30分以降の上昇1019銘柄・下落1893銘柄(東証終値比) 2025/11/21
- ファンペップ---3Q抗体誘導ペプチドプロジェクト及び機能性ペプチド「SR-0379」を中心に研究開発を推進 2025/11/18
- ファンペップ、1-9月期(3Q累計)最終が赤字拡大で着地・7-9月期も赤字拡大 2025/11/14
- 2025年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) 2025/11/14
- ファンペップ---アレルギーワクチンの第1相臨床試験における治験薬投与完了 2025/10/24
マーケットニュース
- 10時の日経平均は89円高の5万744円、SBGが30.08円押し上げ (12/10)
- <注目銘柄>=ラストワンM、既存事業の拡大とM&Aで高成長 (12/10)
- 10日中国・上海総合指数=寄り付き3901.1275(-8.3941) (12/10)
- 10日香港・ハンセン指数=寄り付き25435.49(+1.26) (12/10)
おすすめ条件でスクリーニング
ファンペップの取引履歴を振り返りませんか?
ファンペップの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは
※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。