キャリアＢ、前期経常が下振れ着地・今期は37％減益へ

　キャリアバンク <4834> [札証] が7月16日後場(13:30)に決算を発表。24年5月期の連結経常利益は前の期比33.0％減の2億7400万円になり、従来予想の3億9400万円を下回って着地。25年5月期も前期比36.9％減の1億7300万円に落ち込む見通しとなった。

　直近3ヵ月の実績である3-5月期(4Q)の連結経常損益は1800万円の赤字(前年同期は2億0100万円の赤字)に赤字幅が縮小し、売上営業損益率は前年同期の-11.0％→-0.7％に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　個別業績予想において、売上高につきましては、主に人材派遣関連事業セグメントで、新規派遣契約の積上げが予想を下回ったことにより、前回予想数値を下回る見込みとなりました。当該売上高の減少及び中国語研修事業において、中国語圏での政治的課題の影響により中国語圏への赴任者が抑えられたことに伴い、営業利益、経常利益及び当期純利益につきましても、前回予想数値を下回る見込みとなりました。連結業績予想において、個別業績予想の修正理由により、連結業績における、売上高、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益につきましても、前回予想数値を下回る見込みとなりました。