総合メディが６連騰、１対２株の株式分割と配当増額および第３四半期好決算を好感

　総合メディカル<4775.T>が６連騰し、実質上場来高値を更新している。２５日の取引終了後、３月３１日を基準日として１対２株の株式分割を実施すると発表しており、これを好材料視した買いが入っている。

　また、同時に発表した第３四半期累計（１７年４～１２月）連結決算が、売上高１００２億２１００万円（前年同期比１５．６％増）、営業利益４９億４０００万円（同２０．２％増）、純利益２９億５２００万円（同２５．０％増）と大幅営業増益となり、あわせて１８年３月期の期末配当で記念配当５円を実施し、従来予想の２７円５０銭から３２円５０銭に引き上げたことも好感されているようだ。

　医療支援事業で経営支援などのコンサルティング収入や医療モールなどの医療機関向け賃貸収入が増加したことに加えて、薬局事業で既存店売上高が堅調に推移したことや、１６年１２月に買収したみよの台薬局グループが大きく貢献し、売上高・利益を押し上げた。

　なお、１８年３月期通期業績予想は、売上高１３５５億６６００万円（前期比１０．９％増）、営業利益７０億１００万円（同１２．０％増）、純利益４０億２９００万円（同６．６％増）の従来見通しを据え置いている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）