―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の5月1日から2日の決算発表を経て7日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 BBタワー <3776>
24年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常損益は1億6700万円の黒字(前年同期は5200万円の赤字)に浮上し、1-6月期(上期)計画の2億7000万円に対する進捗率は61.9%に達したものの、5年平均の115.3%を下回った。
★No.2 ヨシコン <5280>
24年3月期の連結経常利益は前の期比91.0%増の32.7億円に拡大し、従来予想の25億円を上回って着地。
★No.3 ストリームM <4772>
24年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比25.5%増の2億3600万円に伸び、通期計画の9400万円に対する進捗率が251.1%とすでに上回り、さらに前年同期の98.4%も超えた。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<3776> BBタワー 東S +23.20 5/ 2 1Q 黒転
<5280> ヨシコン 東S +22.36 5/ 2 本決算 16.07
<4772> ストリームM 東G +16.91 5/ 2 1Q 25.53
<9259> タカヨシHD 東G +8.37 5/ 2 上期 -6.72
<3275> ハウスコム 東S +1.93 5/ 2 本決算 8.61
<3998> すららネット 東G +1.00 5/ 2 1Q -42.18
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした7日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。
株探ニュース
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