工場の見える化に注目。
「工場の見える化」はこれまで人の目に頼っていたラインのチェックを、センサーデバイスでリアルタイムにモニターし、現状を把握することから始まる。
併せて、従来の生産管理システムや手入力帳票などのデータも取得することで「有効な見える化」を図る。
「見える化」によって現時点での効率、品質、設備の保全やコスト、労働環境などが把握でき、異常時にも迅速な対応が可能となり、また異常状態を分析して改善策を打ち出すことでより効率的な生産が可能となる。
集積したデータにはさらに活用の道があり、不良製造の兆候をつかんだり、故障や部品交換などの予知保全を実施したりもでき、他にも収集した情報によって理想状態を把握すれば、自動化の糸口ともなる。
同社は長年の経験とビッグデータ解析やセキュリティなどの技術を持ち、保守や運用も含めてソフト・ハードともに多様な選択肢から選び抜いた最適なトータルソリューションを提案できることが強みであり、今後の工場の在り方に変化をもたらし、効率化から運営の改善が図れる事業であると考える。
現在の不安定な相場環境の中、本日株価は年初来高値を更新し、節目突破から1000円の大台を目指した動きになると考える。