決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】引け後 … ミンカブ、興研、ＧＭＯペパボ (11月4日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の11月2日から4日の決算発表を経て5日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ミンカブ <4436>
　21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期非連結比85.7％増の2.4億円に拡大し、通期計画の6.8億円に対する進捗率は前年同期の26.4％を上回る36.3％に達した。

★No.2　リーダー電子 <6867>
　21年3月期の連結経常利益を従来予想の3500万円→8500万円(前期は4億3800万円)に2.4倍上方修正し、減益率が92.0％減→80.6％減に縮小する見通しとなった。

★No.3　セキド <9878>
　21年3月期第2四半期累計(4-9月)の最終損益(非連結)は6700万円の赤字(前年同期は1億0300万円の赤字)に赤字幅が縮小し､従来の1億3900万円の赤字予想からも赤字幅を縮小して着地。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<4436> ミンカブ 　　　東Ｍ 　 +21.51 　 11/ 4　　上期　　　 85.71
<6867> リーダー電子 　ＪＱ 　 +14.03 　 11/ 4　　上期　　　-77.78
<9878> セキド 　　　　東２　　 +3.25 　 11/ 4　　上期　　　　赤縮
<3633> ＧＭＯペパボ 　東２　　 +3.19 　 11/ 4　　　3Q　　　 42.60
<7963> 興研 　　　　　ＪＱ　　 +2.29 　 11/ 4　　　3Q　　　160.32

<2816> ダイショー 　　東２　　 +2.00 　 11/ 4　　上期　　　193.49
<5940> 不二サッシ 　　東２　　 +1.22 　 11/ 4　　上期　　　　赤拡
<7859> アルメディオ 　東２　　 +1.18 　 11/ 4　　上期　　　　赤転
<9845> パーカー 　　　東２　　 +1.17 　 11/ 4　　上期　　　-76.11
<1793> 大本組 　　　　ＪＱ　　 +1.02 　 11/ 4　　上期　　　 39.72

<4761> さくらＫＣＳ 　東２　　 +0.88 　 11/ 4　　上期　　　-31.63
<4705> クリップ 　　　ＪＱ　　 +0.42 　 11/ 4　　上期　　　-11.90

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした5日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース