秀英の戻り足鮮烈、需給思惑再燃で３連騰

　秀英予備校<4678.T>が３連騰で戻り足加速、９月中旬から中段もみ合いを下放れる形で下値模索をみせていたが、１１月１２日の５４９円を底に鮮烈な切り返しに転じている。静岡を地盤とする集団指導式の学習塾を展開、時流の個別指導併設の経営転換を進捗させて１６年３月期は最終黒字転換を計画している。米投資会社ウィステリア・キャピタルと教育分野の企業向けファンド設立で話題となったコマンドエヌが、同社株式を買い集め６月中旬から大相場を形成した経緯があるが、ここにきて需給思惑が再燃しており、短期筋の追随買いを誘っている格好だ。また、同じくコマンドエヌ関連として注目されるエスケイジャパン<7608.T>は、今回同社株に先駆するかたちで急騰したが、きょうは買い一巡後に目先利益確定売りに押されマイナスに転じた。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）