―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の7月10日から11日の決算発表を経て12日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.2 バリオ <4494>
24年2月期第1四半期(3-5月)の最終利益(非連結)は前年同期比22.2％減の9800万円に減ったが、通期計画の3億0800万円に対する進捗率は31.8％となり、3年平均の28.2％とほぼ同水準だった。
▲No.4 市進ＨＤ <4645>
24年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常損益は3.1億円の赤字(前年同期は3.1億円の赤字)に赤字幅が拡大した。
▲No.5 スローガン <9253>
24年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比37.6％減の1億4600万円に落ち込んだが、通期計画の2700万円に対する進捗率が540.7％とすでに上回り、さらに前年同期の112.0％も超えた。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<2303> ドーン 東Ｓ -5.03 7/11 本決算 9.98
<4494> バリオ 東Ｓ -2.03 7/11 1Q -21.98
<8247> 大和デ 東Ｓ -1.76 7/11 1Q 29.87
<4645> 市進ＨＤ 東Ｓ -0.82 7/11 1Q 赤拡
<9253> スローガン 東Ｇ -0.70 7/11 1Q -37.61
<3222> ＵＳＭＨ 東Ｓ -0.18 7/11 1Q 32.24
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした12日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。
株探ニュース
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