アサヒペン、非開示だった今期経常は3％減益、未定だった配当は55円実施

　アサヒペン <4623> [東証Ｓ] が6月29日後場(13:00)に業績・配当修正を発表。非開示だった23年3月期の業績予想は連結経常利益が前期比2.7％減の9.5億円に減る見通しと発表した。
　同時に、非開示だった23年3月期第2四半期累計(4-9月)の業績予想は連結経常利益が前年同期比16.0％減の5.5億円に減る見通しと発表した。

　また、従来未定としていた今期の上期配当を25円(前年同期は25円)実施するとし、従来未定としていた下期配当も30円実施する方針とした。年間配当は55円となる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2023年３月期の業績予想につきましては、子会社の取得による連結業績に与える影響や新型コロナウイルスの長期化懸念、国際的な情勢不安等による原材料価格や物流費等の高騰などの影響により、当社グループの業績を合理的に予想することが困難であることから未定としておりました。　2023年３月期の業績予想につきましては、新たに取得した子会社の精査がほぼ終了したこと、国際的な情勢不安等による原材料価格や物流費等の高騰については、長期化が予想される状況を前提として、現時点で入手可能な情報に基づき2023年３月期の業績予想を算定いたしました。（注）上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成しておりますので、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。

　　当社では、配当政策を経営上の最重要課題のひとつと認識しております。利益配分につきましては、業績の動向や配当性向を考慮しつつ、将来の事業発展等を見据えた経営基盤の強化を総合的に勘案し、かつ安定配当の維持にも配慮して決定することを基本方針としております。　2023年３月期の配当予想につきましては、連結業績の見通しがつかないことから未定としておりましたが、上記業績予想及び基本方針に基づき、配当予想につきましては、中間配当１株当たり25円と期末配当１株当たり30円を合わせて年間配当55円といたしました。（注）上記の配当予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成しておりますので、実際の配当は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。