<動意株・26日>(前引け)=アストマクス、DWTI、霞ヶ関C
デ・ウエスタン・セラピテクス研究所<4576.T>=急速人気でストップ高。25日の取引終了後、Rhoキナーゼ阻害薬「リパスジル塩酸塩水和物」のライセンスアウト先である興和(名古屋市中区)から、同阻害薬を含む配合点眼剤「K-232」の緑内障・高眼圧症を適応症とした国内製造販売承認申請を厚生労働省に行ったとの連絡を受けたと発表しており、これを材料視した買いが膨らんでいるようだ。この配合点眼剤はさまざまな緑内障・高眼圧症治療剤との併用が可能で、単独での使用と既存の治療剤との併用のいずれの場合であっても眼圧下降効果と安全性が確認されているという。会社側では、同件によるマイルストーン受領の予定はなく、21年12月期業績に影響はないとする一方、同剤が承認され販売開始となった場合に興和から契約に基づく実施料を受領するとしている。
霞ヶ関キャピタル<3498.T>=上昇加速で上場来高値更新。不動産コンサルティングを主力に、太陽光・風力・バイオマスなどの再生可能エネルギーを対象とした開発・事業投資にも注力しているが、業績は21年8月期に飛躍的な伸びをみせ、株価は9月下旬を境に急騰、2カ月あまりで約3倍に大化けした。直近まで青空圏を進む展開にあるが、25日引け後にリース大手の三菱HCキャピタル<8593.T>と物流施設開発事業に関する合弁契約を締結したことを発表、これが改めて株価を刺激する材料となり物色人気を後押ししている。両社は今後3年間で総事業費2000億円規模の物流施設の開発を目指すとしている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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