同社の開発パイプライン中で最も先行している化合物CBP501は、独自のスクリーニング(薬剤探索)から獲得された、多様な細胞機能に関わる蛋白質カルモジュリンの制御機能を調整し複数の作用により抗癌活性を示す、独特の抗癌剤(カルモジュリンモジュレーター)である。米国FDAの規制下において、悪性胸膜中皮腫および非小細胞肺癌を対象とする2つの臨床第2相試験を終了した後、新たに得られた知見を踏まえ、免疫チェックポイント阻害抗体との併用による臨床試験(フェーズ1b試験)を実施している。
また、2つ目の候補化合物CBS9106は、臨床試験開始に必要な前臨床試験を終え、米国Stemline Therapeutics, Inc.と2014年12月にCBS9106の開発・製造・商業化にかかる全世界(日本・中国・台湾・韓国を除く)における独占的権利を供与するライセンス契約を締結した。さらに同ライセンス契約は2018年8月14日付で修正契約が締結され、除外地域の削除と技術アドバイザリーフィー期間の延長が合意された。これに伴い、第1四半期において、技術アドバイザリーフィー0.27億円および契約修正一時金0.05億円を事業収益として計上している。
さらに、これら2つの候補化合物の開発を推進すると共に、新規候補化合物の創出・開発パイプラインの拡充に向けて、同社独自の薬剤スクリーニング法による探索研究を実施している。
2019年6月期通期の業績予想については、事業収益は前期比5.0%増の1.15億円、営業損失は8.51億円、経常損失は8.51億円、当期純損失は8.52億円とする期初計画を据え置いている。
<SF>
この銘柄の最新ニュース
CANBASのニュース一覧- CBT005 米国特許庁から特許査定受領のお知らせ 今日 17:00
- 第三者割当による行使価額修正条項付新株予約権の月間行使状況に関するお知らせ 今日 12:31
- 会社プレゼンテーション資料2025年1月版 今日 12:25
- [PTS]ナイトタイムセッション17時30分時点 上昇64銘柄・下落89銘柄(東証終値比) 2024/12/27
- 東証グロース(前引け)=値上がり優勢、ブランドTがS高 2024/12/26
マーケットニュース
- 新春3大テーマを追う(3)地方創生「石破政権の看板政策」 <株探トップ特集> (01/06)
- 明日の株式相場に向けて=米国発・量子コンピューター爆騰は序章か (01/06)
- 6日香港・ハンセン指数=終値19688.29(-71.98) (01/06)
- 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米金利にらみドル高継続も円買いに警戒 (01/06)
おすすめ条件でスクリーニング
キャンバスの取引履歴を振り返りませんか?
キャンバスの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。