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大幸薬品(4574)の買い予想。 kingdam さんの株価予想。 目標株価: 1,254円 期間: 長期(数ヶ月~数年) 理由: 業績(会社計画の修正発表を含む) 株価診断結果「割高」に反対

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買い予想

株価診断結果「割高」に反対

予想株価
1,253円
現在株価との差+868 (+225.71%) 
登録時株価
949.3円
獲得ポイント
-169.33pt.
収益率
-59.44%
期間 長期(数ヶ月~数年)
理由 業績(会社計画の修正発表を含む)
https://www.nikkei.com/news/image-article/?R_FLG=0&ad=DSXMZO5196852008112019LKA001&dc=1&ng=DGXMZO51954300Y9A101C1LKA000&z=20191109
「ラッパのマーク」大幸薬品、プロ役員7人で5割増益
異業種の視点活用 主力は除菌消臭剤
ヘルスケア
関西
2019/11/9 5:00
1818文字
[有料会員限定]
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成長のけん引役のクレベリンシリーズ。東南アジアの開拓も狙う
「ラッパのマークの正露丸」で知られる大幸薬品の2019年4~9月期の連結営業利益は前年同期比52%増だった。好業績を先導する執行役員7人は全員がより規模が大きい企業出身の「プロ役員」だ。「人類を救うんや」。あくまでも大真面目な柴田高社長が人を集める磁力の源。自らも創業一族ながら医師として働いていた際に同社の経営危機を救い、外の視点の大切さを知る。
8日発表した19年4~9月期の連結売上高は、前年同期比15%増の43億円、営業利益は9億8000万円だった。けん引役は除菌消臭剤「クレベリン」。前年比2割増のペースで伸び続け、20年3月期通期の全社の売上高も112億円と2年連続で最高を更新する見込み。そのうち約5割をクレベリンが稼ぐ。

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「(アニメの)『宇宙戦艦ヤマト』を知っているか」。柴田社長が幹部候補をスカウトする際のセリフだ。放射能から人類を救おうとするストーリーにクレベリンをなぞらえ、こう続ける。「世界中に広まり病気になる人が減れば、手術の100万倍の人を救える」。「断るはずが会って30分で入社を決めた」と振り返る役員も多い。
柴田氏はかつて外科医として製薬大手と共同研究にも取り組んでいた。1980年、既存の医薬品販売にも効果などのデータを求める制度が発足。大幸薬品には正露丸の有用なデータがなく、唯一の稼ぎ頭を失いかねなかった。医師として研究所設立を助言。会社はこれに従いデータを集め生き残った。クレベリンに使う二酸化塩素の働きを知るきっかけも外科医時代の知人から得た。外の声の大切さを痛感した。
マーケティング担当の長田賢俊執行役員も花王などを渡り歩き、17年に入社。「絶対に病気になりたくない妊婦と受験生」に狙いを絞り、クレベリンを急成長させた。予備校の授業風の宣伝や妊婦向けホームページを展開。印象をすっきりさせるためにパッケージからラッパのマークすら外し、販売2割増という目標を当初計画の半分の1年間で遂げた。
大幸薬品の17年3月期の売上高は約83億円と、長田氏が入社前に「1つの製品の売上高と勘違いした」ほど。ただ販促の工夫なしに売れていたクレベリンなどをみて「逆に伸ばしがいがある」とほかの高額オファーを蹴った。
「除菌消臭はビジネス用途ではブルーオーシャン」。米ゼネラル・エレクトリック(GE)日本法人などを経験した関真一執行役員は業務用に力を入れ、車検などの際に15分間で車内の除菌・消臭ができる機器を自動車販売会社に売り込んだ。
2人の取り組みには既存のやり方に慣れていた社内からは反発や戸惑いが相次いだ。挑戦の後ろ盾になったのも柴田社長だ。いずれも市場調査など裏付けのある提案だったため実行に移すよう指示。成果が出るにつれ社内の雰囲気も変わってきたという。
「今は成長段階」と柴田氏。純利益は15年3月期の最高に届いていないのも、クレベリンの拡販に向け宣伝に積極的だからだ。「1社でも経験したほうが学習速度が速い」と大卒の新卒採用を既に辞め、約180人の正社員の6割を中途採用が占める。岩井コスモ証券の中永雅美氏は「中途入社の人が多く、柔軟な組織の印象がある。外部人材も溶け込みやすいのでは」と話す。
ただプロ役員が大幸薬品にとどまり続けるとは限らない。それでも有能な人材の獲得や育成を続けられるか。日本マクドナルドなどを経験した中沢一雄社外取締役は「まだまだ優しい。より実績を重視する報酬制度を3年かけて取り入れる」と話す。ラッパにはまだ磨く余地がありそうだ。
■得意の空間除菌 市場拡大の余地
大幸薬品が2005年に発売した除菌消臭剤「クレベリン」は二酸化塩素で空気中などのウイルスや菌、カビを酸化させ機能を低下させる。住宅や介護施設などで使われ、クレベリンを組み込んだ手術室用システムもある。
クレベリンが得意な空間除菌の市場規模は100億円程度で、同社はその約5割を占めるといに悪化し返品が起きたこともある。
(大阪経済部 宮住達朗)
う。二酸化塩素を使う競合製品に加え、花王の衣類や空間消臭ブランド「リセッシュ」などもある。競争は激しいがいまは一般消費者用が中心のため、外食産業向け市場といった拡大余地は大きい。
14年には消費者庁が大幸薬品を含む17社の除菌製品の広告表現について「景品表示法違反(優良誤認など)に当たる」と指摘した。利用環境によって成分の広がり方が違うことを記しておらず、空間除菌へのイメージが一時的
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