持田薬、今期経常を25％上方修正

　持田製薬 <4534> が11月5日後場(14:00)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比13.6％減の63.7億円に減った。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の83億円→104億円(前期は122億円)に25.3％上方修正し、減益率が32.3％減→15.2％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比17.5％減の40.2億円に減る計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比13.7％増の30.1億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の10.9％→11.1％に上昇した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　通期の連結業績予想につきましては、上期までの医薬品関連事業の業績が計画を上回って推移していることから、前回2021年5月14日公表の売上高、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益について、上記のとおりそれぞれ上方修正いたしました。（注）上記の予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって異なる結果となる可能性があります。