科研薬、今期経常を一転7％減益に下方修正

　科研製薬 <4521> が3月29日大引け後(16:15)に業績修正を発表。22年3月期の連結経常利益を従来予想の192億円→170億円(前期は182億円)に11.5％下方修正し、一転して6.7％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の99.1億円→77.1億円(前年同期は82.1億円)に22.2％減額し、一転して6.1％減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　特別損失の計上を主な要因として、親会社株主に帰属する当期純利益は業績予想を下回る見込みです。また、主力の医薬品のうち一部製品について、新型コロナウイルス感染症による受診抑制等の影響が想定よりも長引いていることから、売上高、営業利益、経常利益も業績予想を下回る見込みとなりました。