住友ファーマが高値圏で頑強、4~9月期最終損益大幅黒字転換見通し◇
住友ファーマ<4506.T>が軟調地合いのなかも年初来高値圏での頑強な値動き。2022年1月以来約3年7カ月ぶりの高値ゾーンで推移している。医薬品準大手で住友化学<4005.T>が過半の株式を保有する親会社だが、精神神経領域で実績が高く、再生医療分野の研究開発でも先行する。7月31日取引終了後に、これまで非開示だった26年3月期上期(25年4~9月)の業績予想を発表、最終損益は560億円(前年同期実績は322億2900万円の赤字)と大幅黒字転換を果たす見通し。7~9月期に前立腺がん治療薬「オルゴビクス」の販売マイルストンと、アジア事業の譲渡益が収益に反映される見通し。これを好感する買いを引き寄せている。(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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