生産者物価指数(PPI)が予想を下回り利下げ期待を受けた買いが再燃し寄り付き後、上昇。その後、銀行決算や消費者物価指数(CPI)発表控えた警戒感に伸び悩んだ。金利の上昇やバイデン政権による中国へのAI(人工知能)半導体の輸出制限でエヌビディアなど半導体の下落が重しとなり、相場は一時下落に転じた。トランプ次期政権の関税などの政策不透明感も売り圧力となり相場全体の重しとなった。神経質な展開の中、終盤にかけてダウは再び上昇し上げ幅を拡大、ナスダックは下げ幅を縮小した。本日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比2pt高の628ptからスタートした。朝方は強い場面があったものの、25日移動平均線を割り込んだことで、その後は下値を試す動き。日足パラボリックが陰転したことで売りが加速したほか、米12月消費者物価コア指数や1月ニューヨーク連銀製造業景気指数の発表を前にポジション調整の売りも観測され、続落となる623ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株ではトライアルHD<141A>フリー<4478>などが下落した。
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