今回の治験結果を受け、同社は慢性創傷の治療材シルクエラスチン(R)スポンジの製造販売承認の申請を行い、来年度の実用化を目指す。
近年、糖尿病患者の増加あるいは高齢化に伴い、糖尿病性皮膚潰瘍等に代表される治りにくい創傷(慢性創傷)の増加が問題となっている。慢性創傷ではさまざまな原因で治癒が遅れることで、細菌に感染し、更に治癒が遅れる悪循環になりやすいことが知られている。開発した新規治療材料は人工タンパク質シルクエラスチン(R)で作製されたもので、これまでに、感染しやすい慢性創傷に対して、動物実験等での有効性と、京大病院で実施した医師主導治験での安全性が確認されている。
同社によると、シルクエラスチン(R)スポンジが医療機器として承認された際には、日本初の遺伝子組み換え技術を用いた医療機器となり、従来の標準治療には奏効しなかった慢性創傷の患者をはじめ、様々な皮膚損傷を修復する新たな治療選択肢に加わり、QOL向上に貢献することが期待できるとしている。
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