1. 会社概要
ファーマフーズ<2929>は、人々の健康に貢献することを経営の基本方針に掲げ、「医薬」(Pharmaceuticals)と「食」(Foods)の融合からなる「ファーマフーズ(Pharmafoods)」を目指すバイオテクノロジー企業である。天然由来の原料にこだわり、科学的根拠に基づいた独自の技術及び製品を提供することで、健康維持と生活の質の向上に役立つ機能を明確に持つ食品素材を創造している。
2021年7月期末時点で、本社所在地は京都市西京区、グループは同社及び連結子会社3社((株)ファーマフーズコミュニケーション、(株)フューチャーラボ、(株)メディラボ)及び持分法適用関連会社1社(ベナート(株))で構成されている。なお、ファーマフーズコミュニケーションは通信販売事業のコールセンター業務、フューチャーラボ及びメディラボは化粧品の販売、ベナートは自然エネルギー事業を行っている。また、2021年8月に完全子会社化した医薬品・医薬部外品製造販売の明治薬品は2022年7月期から連結子会社に加わる。
2021年7月期末時点の総資産額は20,944百万円、純資産は8,465百万円、資本金は2,038百万円、自己資本比率は40.4%、発行済株式数は29,062,100株である。
2. 沿革
同社は、1997年9月に機能性食品素材の開発・販売を目的として(株)ファーマフーズ研究所を設立し、2004年10月に商号を(株)ファーマフーズに変更した。主な機能性素材製品については、2001年9月にギャバ含有素材「ファーマギャバ(R)」を発売、2012年8月には通信販売ブランド「タマゴ基地(R)」を開始し「iHA(R)」配合サプリメント「タマゴサミン(R)」を発売、2018年11月には「HGP(R)(Hair Growth Peptide)」配合の医薬部外品「ニューモ(R)育毛剤」を発売した。
2021年3月には三洋化成工業<4471>と資本業務提携、2021年7月にはロート製薬<4527>と資本業務提携、2021年8月には認知機能診断アプリ開発の(株)アイ・ブレインサイエンスに出資したほか、明治薬品を完全子会社化している。
株式関係では、2006年6月に東京証券取引所マザーズに株式上場、2016年12月に東京証券取引所市場第2部に市場変更、2021年2月に東京証券取引所市場第1部指定となった。なお、2022年4月に移行予定の新市場区分に関しては、2021年7月9日付の新市場区分における上場維持基準への適合状況に関する一次判定結果でプライム市場の上場維持基準に適合していることを確認し、2021年9月21日開催の取締役会でプライム市場選択申請を決議している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
<YM>
この銘柄の最新ニュース
三洋化のニュース一覧- 三洋化成 Research Memo(8):連結配当性向30%以上をめどに、中長期的な配当水準の向上を目指す 2024/12/27
- 三洋化成 Research Memo(7):ブルーオーシャン戦略で新製品開発・新規事業創出に注力 2024/12/27
- 三洋化成 Research Memo(6):2025年3月期通期も大幅増益(最終黒字転換)でV字回復予想 2024/12/27
- 三洋化成 Research Memo(5):2025年3月期中間期は事業撤退による収益性改善で大幅営業増益 2024/12/27
- 三洋化成 Research Memo(4):特定分野への依存度が小さい全天候型の収益構造が特徴 2024/12/27
マーケットニュース
- シカゴ日経平均先物 大取終値比 615円安 (1月2日) (01/03)
- ダウ平均は続落 テスラとアップルが重し サンタクロース・ラリーは難しい情勢=米国株概況 (01/03)
- 【これからの見通し】アジア市場のリスク動向は落ち着く、ドル円は底堅い推移続けるか (01/03)
- 米国株見通し:底堅い値動きか、ISM製造業指数を注視 (01/03)
おすすめ条件でスクリーニング
三洋化成工業の取引履歴を振り返りませんか?
三洋化成工業の株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。