イーソル、今期経常を50％下方修正

　イーソル <4420> が9月13日大引け後(16:00)に業績修正を発表。21年12月期の連結経常利益を従来予想の5億3600万円→2億6900万円(前期は9億0900万円)に49.8％下方修正し、減益率が41.0％減→70.4％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常損益も従来予想の5800万円の黒字→2億0900万円の赤字(前年同期は4億7900万円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　■修正の理由　組込みソフトウエア事業において、当社がターゲットとしている車載ソフトウエアに向けた、自社製品の開発投資について、デンソー社との開発連携をさらに進めることなどから、その投資額を増額することといたしました。　また、売上高につきましては、組込みソフトウエア事業において、売上部門の一部が上記の自社製品の開発にあたることなどにより、計画を下回る見込みであります。　以上のことから、売上高および各段階利益とも前回予想を下回る見込みであり、通期連結業績予想を上記のとおり修正いたします。※上記の業績予想につきましては、本資料の発表日現在において当社が入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。■役員報酬の減額について　今回の業績修正を踏まえ、次のとおり役員報酬を減額いたします。(１) 役員報酬減額の内容　代表取締役社長 月額報酬の30％を減額　常務取締役 月額報酬の20％を減額　取締役 (社外取締役を除く) 月額報酬の10％を減額　執行役員 月額報酬の５％を減額(２) 対象期間　2021年９月から2021年12月まで