同社グループのシステム開発及びインフラ・セキュリティサービス事業の各分野においては、人材の確保が厳しい状況の中、好調分野への要員シフトを行い、受注単価アップや高利益率案件へのシフトに注力した結果、売上高は好調に推移した。
システム開発売上高は前年同期比44.1%増の12.84億円となった。公共系の政令都市向け人事給与システムの保守・改修や自治体向け国保標準システム移行など既存案件の安定需要と、サービス系の仮想移動体通信事業者向けシステム開発、DX請負案件の受注や、物流・サービス系ユーザの基幹システムの安定需要があり堅調に推移した。また、前期末に連結子会社化したアクト・インフォメーション・サービスの売上高が当第1四半期の増収に寄与した。
インフラ・セキュリティサービス売上高は同26.9%増の4.01億円となった。セキュリティ系では高付加価値案件への要員ローテーションや既存案件の単価アップ、サービス系ではAWSクラウド案件やシステム構築案件等により、増収となった。
2024年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比20.0%増の65.00億円、営業利益が同19.6%減の3.15億円、経常利益が同21.3%減の3.60億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同27.1%減の2.20億円とする期初計画を据え置いている。
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