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2023/06/09 - ビーマップ(4316) の関連ニュース。■巴工業 <6309> 2,967円 (+500円、+20.3%) ストップ高 東証プライムの上昇率トップ。巴工業 <6309> [東証P]がストップ高。7日の取引終了後、23年10月期の連結業績予想について、売上高を473億8000万円から484億6000万円(前期比6.3%増)へ、営業利益を29億4000万円から35億9000万円(同8.8%増)へ、純利益を20億4000万円から24億3000万円(同8.6%減)へ上方修正し、あわせて中間・期末各28円の年56円としていた配当予想を中間

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4316東証グロース

株価(12/23 15:30)

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前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

配信元:株探
投稿:2023/06/09 05:30

巴工業 <6309>  2,967円 (+500円、+20.3%) ストップ高

 東証プライムの上昇率トップ。巴工業 <6309> [東証P]がストップ高。7日の取引終了後、23年10月期の連結業績予想について、売上高を473億8000万円から484億6000万円(前期比6.3%増)へ、営業利益を29億4000万円から35億9000万円(同8.8%増)へ、純利益を20億4000万円から24億3000万円(同8.6%減)へ上方修正し、あわせて中間・期末各28円の年56円としていた配当予想を中間・期末各40円の年80円にすると発表したことが好感された。機械製造販売事業で一部案件の繰り延べが見込まれる一方、化学工業製品販売事業で機能材関連を中心に好調が見込まれることが売上高・利益を押し上げるとしている。

カラダノート <4014>  1,000円 (+150円、+17.7%) ストップ高

 カラダノート <4014> [東証G]がストップ高。8日午前11時ごろ、MS&ADインシュアランスグループホールディングス <8725> [東証P]傘下のあいおいニッセイ同和損害保険と業務提携契約を締結したと発表しており、これを好感した買いが入った。今回の提携は、カラダノートが取り組む「子育て共有スコア」を活用した事業の価値向上を目指す一環として、子育て環境の改善や少子化問題の解決に資するサービスの開発・提供を行うのが狙い。提携による取り組みの第1弾として、夫婦間の「育児シェア率」の高低が交通事故発生リスクに及ぼす影響を検証する予定としている。

リバーエレク <6666>  621円 (+84円、+15.6%) 一時ストップ高

 リバーエレテック <6666> [東証S]が急反騰、一時ストップ高となった。8日、同社が出願していた「KoTカット OPAW関連技術」の特許について、日本国内で特許が登録されたと発表。これを手掛かり視した買いが入ったようだ。発明名称は弾性波素子。台湾やイギリスなどで特許登録は完了している。中国と、一部継続出願を行っている米国でも審査が進んでおり、特許登録される見込みという。既存製品では実現できない高精度かつ低位相雑音のハイエンドクロック源を求める海外の顧客から、様々な周波数の開発依頼を受けており、設計活動を続けているとしている。

テイツー <7610>  219円 (+29円、+15.3%)

 テイツー <7610> [東証S]が続急騰。7日の取引終了後、5月売上高が速報値で前年同月比44%増となったと発表しており、これを好感した買いが入った。前月に続き中古ゲーム、中古トレカ、中古ホビー、新品ゲーム、新品トレカ、新品ホビーなどが順調に推移。特に、ニンテンドースイッチ向け「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」が発売されたことで、新品ゲームの売上高が大きく伸長した。更に6月に入っても好調を継続し、前年を大きく上回るペースで売上高が推移中としている。

AIins <4488>  5,540円 (+705円、+14.6%) ストップ高

 AI inside <4488> [東証G]がストップ高で、年初来高値を更新した。同社は8日、生成AI及び大規模言語モデル(LLM)の研究開発と社会実装を行う「XResearch(エックスリサーチ)」を創設したと発表。エックスリサーチは既に140億パラメータの日本語LLMサービス「PolySphere-1(ポリスフィア-ワン)」を開発しており、8日から企業・団体を対象にアルファ版の利用受付を開始。ポリスフィア-ワンは更にアップデートを重ね、高度な生成AI・LLM活用を実現するとしている。

ビーマップ <4316>  499円 (+37円、+8.0%) 一時ストップ高

 ビーマップ <4316> [東証G]が5日続急伸、一時ストップ高となった。同社は7日、ベルク <9974> [東証P]及びY&N Brothers(東京都千代田区)と共同で、タイの消費者に日本のお菓子を届けるサブスクリプションサービス「amechan」を開始すると発表。同社はベルクと共同で、タイ向けに越境ECサイトを開発し、これを通じてサービスを提供。今後はタイだけでなく、世界各国に向けてサービスを展開する計画だとしている。

サニックス <4651>  345円 (+25円、+7.8%)

 東証プライムの上昇率2位。サニックス <4651> [東証P]が急反発。今朝の日本経済新聞電子版で、「使用済み太陽光発電パネルのリサイクル事業に参入する」と報じられており、好材料視された。記事によると、技術実証のため24年度に佐賀県の工場に設備を導入し、全国に15ヵ所ある既存の廃プラスチック処理工場を活用し全国展開を目指すとしている。東日本大震災後に急速に普及した太陽光パネルは30年代半ばに寿命を迎えることから、大量廃棄時代に備えるのが狙いとしている。

エーザイ <4523>  10,305円 (+707円、+7.4%)

 東証プライムの上昇率4位。エーザイ <4523> [東証P]が急反発。年初来高値を更新し、1万円の大台に乗せた。同社と米バイオジェン が開発したアルツハイマー病治療薬「レカネマブ(商品名レケンビ)」を巡り、米食品医薬品局(FDA)のスタッフ文書で、完全承認を得る可能性が高いことが示されたと米国時間7日に伝わった。これを受けて同日のバイオジェンの株価は上昇。エーザイに対しても、新薬の普及による業績へのポジティブな効果を意識した買いが集まった。両社は日本時間8日、早期アルツハイマー病に関する適応でレカネマブの新薬承認申請を韓国で行ったとも発表している。

ベネフィJ <3934>  1,251円 (+85円、+7.3%)

 東証プライムの上昇率5位。ベネフィットジャパン <3934> [東証P]が3日ぶりに急反発。7日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感された。上限を10万株(発行済み株数の1.67%)、または1億2500万円としており、取得期間は23年6月8日から24年6月7日まで。機動的な資本政策の遂行による資本効率の向上を通じ株主への利益還元を図ることが目的としている。

アイル <3854>  3,015円 (+191円、+6.8%)

 東証プライムの上昇率7位。アイル <3854> [東証P]が6日続急伸。7日の取引終了後、22年8月-23年4月期(第3四半期累計)決算を発表。営業利益が前年同期比71.0%増の26億3900万円と大幅増益で着地しており、これを好感した買いが集まった。売上高は同23.5%増の116億6200万円だった。前年同期にあった半導体不足に伴う影響の解消をはじめ、ストック売上高の増加やパッケージの機能強化による売上総利益率の向上などが寄与した。なお、通期見通しは据え置いている。

シュッピン <3179>  1,088円 (+69円、+6.8%)

 東証プライムの上昇率6位。シュッピン <3179> [東証P]が急反発。同社は7日取引終了後、5月度の月次情報(速報値)を公表。売上高は前年同月比16.6%増の41億2200万円となり、2ヵ月ぶりに前年実績を上回ったことが好感されたようだ。時計事業の売り上げは軟調だったものの、主軸のカメラ事業で新商品の売れ行きが好調だったことが寄与。免税売上高も伸長した。なお、Web会員数は前年同月に比べ3722人増加の62万7172人となっている。

Gセキュリ <4417>  5,590円 (+340円、+6.5%)

 グローバルセキュリティエキスパート <4417> [東証G]が急反発。同社は中堅・中小企業を主要顧客にサイバーセキュリティーサービスやセキュリティー人材育成などを手掛ける。業績は20年3月期以降、大幅増収増益トレンドを継続している。7日取引終了後に中期経営計画を発表しており、数値目標としては26年3月期に営業利益22億円(23年3月期実績は7億3600万円)を掲げている。3年間で利益が約3倍化する計画を打ち出したことで、これが株価を強く刺激する格好となった。

OKI <6703>  861円 (+38円、+4.6%)

 沖電気工業 <6703> [東証P]が大幅反発し年初来高値更新となった。時価は昨年3月下旬以来約1年3ヵ月ぶりの高値圏に浮上した。情報通信システムやEMS(電子機器の受託生産)など幅広く展開するが、防衛省との取引額でも国内企業のなかで上位にあることから、 防衛関連としての側面も持っている。独自の音響技術を駆使して潜水艦向けソナーの開発・製造を手掛けており、ここ注目度が高まっている。直近では防衛装備の生産や輸出を支援する新法が前日7日に参院本会議で成立し、今後は防衛予算拡大と並行して日本の防衛産業育成に向けた新たな動きも見込まれる。また、今月3日には日米韓による防衛相会談がシンガポールで行われたが、レーダーなど北朝鮮が発射するミサイルに対する対処力向上のほか、潜水艦を想定した訓練の定例化なども検討され合意したことが報じられた。そのなか同社は関連有力株としてにわかに頭角を現している。

大阪ソーダ <4046>  4,520円 (+150円、+3.4%)

 大阪ソーダ <4046> [東証P]が大幅高で5日続伸。岩井コスモ証券は7日、同社株の投資判断「A」を継続するとともに、目標株価を3600円から5100円に引き上げた。製造設備の不具合の影響で、24年3月期の連結営業利益は前期比35.7%減の100億円の見通しだが、来期以降の業績回復やヘルスケア事業の中期成長に期待している。同社は医薬品精製材料の液体クロマトグラフィー用シリカゲルで世界トップ。シリカゲルは、糖尿病治療薬や肥満治療薬の精製材料として需要が急拡大しており、尼崎工場や松山工場で生産能力の増強を進めている。2030年度にヘルスケア事業の収益を2倍にする計画であることなどが評価されている。

郵船 <9101>  3,096円 (+65円、+2.1%)

 日本郵船 <9101> [東証P]が3日ぶりに反発。そのほか、商船三井 <9104> [東証P]、川崎汽船 <9107> [東証P]など大手をはじめ 海運株が総じて買われる展開となった。人工知能(AI)関連株などのグロース(成長)株への買いが集中していたが、足もとではバリュー系銘柄へのリターンリバーサルの動きがみられる。海運株はコンテナ船市況の悪化などを背景に調整局面にあったが、目先売り一巡感が台頭。株価指標面では高配当利回りでなおかつPBRが大きく1倍を下回る銘柄が多く、割安感に着目した資金が再び流入した。鉄鉱石や石炭、穀物などを運ぶばら積み船市況の総合的値動きを表すバルチック海運指数については、ここ最近下落基調が続いていたものの、今週に入って底入れ反転の兆しをみせており、海運株を買い戻す動きを誘発したようだ。

東京精 <7729>  6,350円 (+130円、+2.1%)

 東京精密 <7729> [東証P]が反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が7日付で投資判断「バイ」を継続し、目標株価を7200円から7700円へ引き上げたことが好材料視されたようだ。パワー半導体製造用のグラインダやCMP装置、消耗度の激しいSiC加工ツールの拡販や、生成AI普及を牽引するGPU及びメモリ市場拡大に伴うプローバの高付加価値化(高精度温度制御機能搭載など)による今後の成長を考慮。今後は25年3月期以降の業績向上局面を本格的に織り込むことで株価の更なる上昇を予想するとしている。

かんぽ生命 <7181>  2,154円 (+21.5円、+1.0%)

 かんぽ生命保険 <7181> [東証P]が反発した。7日、米投資ファンドKKR と同社の傘下にある保険大手のグローバル・アトランティックとの間で、戦略的提携契約を締結したと発表した。提携効果を期待した買いが集まったようだ。かんぽ生命は海外からの収益の取り込みなどを目指す。グローバル・アトランティックが運用する再保険共同投資ビークルへの投資も実行するとしている。

※8日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース
配信元: 株探

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