ビーマップ、今期最終を一転赤字に下方修正、対純資産で31％の赤字

　ビーマップ <4316> [東証Ｇ] が2月7日大引け後(15:30)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終損益は2億2100万円の赤字(前年同期は1億6700万円の赤字)に赤字幅が拡大した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の6000万円の黒字→2億3000万円の赤字(前期は1億5500万円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。赤字額は前期末の純資産を30.6％毀損する規模となった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の2億2300万円の黒字→6700万円の赤字(前年同期は4600万円の赤字)に減額し、一転して赤字計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終損益は5800万円の赤字(前年同期は5800万円の赤字)に赤字幅が拡大したが、売上営業損益率は前年同期の-29.2％→-26.8％に改善した。

株探ニュース